朝の雨雲に騙されて、合羽なんぞを準備していた。
時折、小雨にも遭ったし、万端「雨よ来い」。
かんかん照りだった。暑かった。
合羽も傘も役に立たなかった。
予想どおり、主会場田圃の周りは、この日照りのなかにも拘らず たくさんの観客で埋め尽くされていた。もちろんベストアングルには、 カメラマンさんたちが、今や遅しとしっかり陣取っていた。 |
それでも遅れてきたカメラマンには、もったいないくらいの ベストポジションが幸運にも残っていた。 「ここなら、少々の暑さも我慢して・・・」 露出も決めて、さあ来い、 |
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遅し、と待ったメインjベントが始まったら、途端に最前列の ベテランぽいお兄さんが立ち上がって撮りだした。 ある程度予想されたことではあるが・・・。 |
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私の隣で三脚を構えていた初老が、 「前で立つな!マナーを守れ!」 繰り返し怒鳴るが、一向に好転しない。 まあ変わらんわな。そのために長時間この猛暑の中 陣取りしていたんだもんな。 |
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諍いもいやだし、さっさと諦めて、撮れなくてもいいや、と とりあえず熱中症だけは避けるべく、木陰を求めて移動。 格好の木陰があり、しかも邪魔されるひともなく結構な アングルで二人で楽しめた(あとから一人やってきた)。 |
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足元では、夫婦まがいのお二人が昼寝をしていた。 失礼とは思ったが、顔は避けて撮っておいた。 女性の方は、一度けたたましい携帯音に目を覚ましたよう だったが、やがて再び横になって静かになった。 |
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祭りも、終わり近くなってきた。 もう一度、最初のところ「ベストポジション」へ行きたくなった。 |
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初老のオッチャン、まだ、「立てるな!マナーを守れ!」 おどろいた・・。 |
大勢の人に囲まれたら、流れに逆らえず会場をあとに、 |