2011年12月5日月曜日

トイレのカミさま

晴天、ちょっと寒い初冬の休日の午後。
特段の目的も無く、それでいて何かしていないと落ち着かない不安になる。
なんとなく”R197”を駆け出した。大洲市に入ってさらに海岸まで来たら
『長浜』というところ、よくある地名。
3時くらい、風が冷たい。光はすでに斜め。
月が見えた。携帯の中継塔がこの町のシンボル塔のよう
遠方からでもよく目立つ。

町は、寂れた感じ。
『塔』だけが、今の時代ような、

走っていると公園にぶち当たった。
クロネコが来た。
今日、職場でスタッフに、「公園に行ったら、人なつこいクロネコが出てきた。」
モデルになってくれた話をしたら、公園でクロネコヤマトに出会った、と解釈された。
まさか、ヤマトの兄ちゃんをモデルにする気はない。
ついでに、男も出て来た。
ついでに、撮った。

とにかく、ウンコになった。
この建物は、トイレである。
余計なことかもしれないが、拙者”洋式”は、全くダメ。
トイレは、生来日本人らしく”和式”と決めている。
ここはウンヨク?”和式”であった。

ご覧のとおり、人っ気なし。

注、これから先は、怖い話の苦手な方は、読まないでください。

やっと見つけた個室。だれでも、経験あるだろうこの開放感。
突然、
「ペーパーは、ありますか?・・・」(老婆のような声)
一瞬、何事か理解できず自分のこととも思えず、ン?ぐらい。
ペーパーはありますか?
今度は、自分に対しての問いだと解る、
あ、あ、あります!」(控え目に)

急ぎ、用を足して外にでてみたが、誰もいなかった。
辺りを、しっかり確認したが、やっぱり誰もいなかった。

トイレの神様に出会った。
スタッフに話したら、「それは『トイレの紙様』でしょう。」

公園の長居は、怖い。
少し行くと、またもや人っけのない家があった。
悪い癖で、だれもいそうにないと覗いてみたくなる。
ただし、空き巣狙いではない(念のため)。

誰が見ても、住人がいるとは思わないのでは?
よく見ると、左の奥に吊るし柿。
ズームしてみると、順調に旨そうになりつつある。
妻の柿は、すでにカビ。
ここの柿は立派。




4時頃、帰途に。
踏み切りがあった。たいへん情緒ある踏み切りで、
列車の通過を待ってみることにした。デカイブリを持った
オヤジが通りかかった。「汽車は、何時頃?」
さらに、1時間要するとのこと、諦めた。

自宅に帰ったら、長男夫婦が帰っていた。

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