敢えて、断っておこう。
ノンフィクションであることを。
アンチ洋式トイレ。日本人を長くやっている小生には、洋式は、未だに馴染めない。
(という話は、2011.12「トイレのカミ様」参照されたい。)
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トイレは、「和式」に、生来かたくなにこだわっている。
理由は、いずれ詳しく説明申し上げることにして、今回は、
悶々とした”おちつかないはなし”に、耳を、いや目をお借りしたい。
こだわるだけに、公衆で和式の備わっているコンビニや道の駅は、大体把握
している。最近では、すっかりアナログ化して、和式は、かなり少なくなった。不便になった。
そんな寂しい状況の中、じつに有難いことに某スーパーマーケットには、未だに
旧式の和式が二つ並んで残っている。今後とも、強権に屈せずまた世間体にも
流されることなく、和式と日本国憲法は、なんとか守り続けていっていただきたいものだ。
日本の恒久平和を、切に願う。 |
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先日のこと、この某スーパーマーケットで何年かぶりにお世話になった。
入ってすぐの右手に、3人分の洗面所があり、続いて和式のトイレが
二つならんでいる。先客がいなければ、いつもオープンになっており、
じつにわかりやすくてよい。手前の空き部屋には、カミが全く無かった。
カミの有無確認はじつに大切なことであり、何処にあっても必須でもある。
今回は、当然カミが十分に双巻きもあった奥の部屋を利用することにした。
しばし満たされていた。 |
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少し遅れて、隣室も塞がったようだ。満たされて、鼻歌のひとつも、とそのとき、
「・・・カミが・・・」、ボソッと聞こえた。
ハッとした。思い出した。
「ウワ、どうしよう。(カミがありますよ!と言ってやるべきか否か・・・)どうしたらええろう・・・。」
しばし、・・・ザーッ・・・
・・・バタン!・・・
・・・・・・・・・・
この話、店のおやつ時に話したら、絶対に「助けるべき」と我がスタッフたちには、
強烈に非難された。
どっちにしても、トイレにカミは居る、いや要る。絶対に要る。
・・・なぞは残る。彼は、そのときをいかに処理したのか・・・・。
この疑問には、だれも触れなかった。
彼が何者か、だれも知らない。 |
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