2014年9月13日土曜日

トイレのカミサマ その3

            トイレには、カミサマがいた・・・らしい。

           r197の四万十川源流域のトイレにて、

「写真は、増水中の四万十川源流」

出勤途中、峠のトイレに寄った。
いつものとおり、一番奥の一室を選んだ。
この日は、「カミ」の確認をする前に小荷物置き場の
ジャンバーと、よく膨らんだ財布らしきものが目に入った。
周囲には、誰もいない。
もちろん、カミも大丈夫。
膨らんだ財布に関しては、ずいぶん気になったが、
まずは、用を足して・・・。
「今日は、昼飯にありつけるかも・・・」、考えながら十数分。
ちなみに、いつもより時間がかかった。
トイレの中で、お金の使い道をあれこれ考えているうちに、やっとすっきりできた。
流して、戸を開けると、バイクツーリング中の兄さんらしき若者がこの一室の前で
せわしなく煙草をふかして、しかも幾分興奮気味な感じで立っていた。
一見して、忘れ物の主さんだと分かる。

訊ねもしなかったのだが、1時間くらい前に、同じ部屋を利用した、とのこと
勝手に急いで弁解っぽく説明していた。こちらは、そんな話は、どうでもよかった。
とりあえず、「中のものはそのままにしてある」こと、これから交番に
連絡しようと思っていたことを告げると、たいそう感謝された。

サラメシは自前になった。




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