2012年5月17日木曜日

山里、季節は初夏

十数年も前、写真仲間が、春と夏の季節の分かれ目が
解りにくい、と呟いていた。確かに、他の季節の間には、
程度に差はあれそれなりに分かれ目らしきものがある。
この季節には、春も夏も交錯している曖昧さがある。
だから?
いや、拘ってみるほどでもないが、ただ今年は、気温が
低かったせいか、暖かくなったら突然、植物の目覚めも開花も
一気呵成に、といったようで季節の境界などとくに解らん。

初夏を、探してみた。

5月中旬、寒かろうが熱かろうが時計は勝手に動いている。
梼原町四万川、こどもの日はとうに過ぎている。
こいのぼりは、ちょっと疲れ気味で元気がなかった。
愛犬。
この犬、昨年乳がんの手術をやった、とのこと。
元気、じっとしない。
5月17日朝、苗も運ばれて、いよいよ田植え・・・。
田植えの様子は、想像するのみ。
顔は、酒焼けで元気そうに赤い。
1枚撮らしてよ、
きちんと、構えた。
「医者が、どう言うても酒はやめん!」
意志の強そうなご老人だった。
田圃に、施肥中。
職場までの早朝30分。田植えは、やっぱり想像するのみだった。

次の、日曜日には、どこかで田植えにも遇えるかも。
実のところ、田植えにそれほどこだわってもいないのだが、
また、この犬に撮らせてもらった(去年、掲載)。
よく吠える。尻尾だけは、健気に振ってみせた。

ちまたでは、この夏、電力不足で節電?%なんだとか、
我が家なんぞは、エアコンなしでも、清流四万十川の
心地よいせせらぎを聞きながら、川面をよぎってくる
涼しい風のおかげで、エコで贅沢な夏を過ごせる。
害虫どもは、『虫コナーズ』も、全く関係ないばあ、
ビックリするばあ飛んで来るけんど。
おかげで寝不足もするけんど・・・。
虫除け、虫さされの薬は、常備している。





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