2011年9月2日金曜日

今は、もう秋


 今日から9月、なのにまだまだ続く残暑は続く。
 この気温なら、暑中見舞いが遅れて来ても、違和感なく受け取るだろう。
かまやつでなくとも、
久しぶりに、神在居の朝。稲の育ち具合はどうかなと午前6時の旧道にはいってみる。
車の往来は全くない。峠の最高位に朝日がスーと差し込んで、と意外にもその光は秋の柔
らかさと温もりを持っていた。コスモスが咲いていた。

田んぼはまだ緑色。水路にも水が流れている。収穫はまだまだ先かも。
光は、徐々に下方へと照らす範囲を拡げて行く。

30年ほど前、初めて棚田を見に来たときは、道路も家もなかった。
少年が稲刈りを手伝っていた。カメラは自慢のニューF−1だった。

小さな畑にも、朝日が届いて、


散歩中の女性に出会った。朝食前の日課だそうな。
しっかりとした歩調で結構なスピードを保ったまま過ぎ去った。
後方に立てられた竹竿は、竿の先端にお盆の松明を灯すためのもの。

朝日はあっという間もなく昇りどんどん高くなっていく。周囲のもやもすっと去って
景色は瞬く間に一変する。

日が射して来ると気温は、”今年一番”(高知新聞)真夏日に。

遠くで草刈りをしていた女性。黙って立ち去るのも失礼かと、
『勝手に撮らせていただきました。』
正直に言えば、かぶり物をしていたので、遠目には女性と思わなかったのだが、
たいへん華奢でキレイなご婦人だったのでビックリ。
機械を使っての草刈りは初めて、とのことでこれも驚き。

この夏一番の暑さはともかく、空の碧さは秋模様。

台風がやってくる。

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