2011年8月30日火曜日

木漏れ日

      涼を求めて、和庭を行く。
     8月も数日のみというに、残暑さらに厳しい。ほとんど年中温度差のない
     部屋に閉じこもっての仕事ばかり、たまの外出は結構辛い、疲れる。

熱中症だけには、なったらといかん。麦わら帽子に水分補給、且つ直射日光を避ける。
しかし午後の日射しはきつい。蝉時雨、岩を叩くような。

大洲市市街より南に下る。肱川川の畔、お花はん通りのはずれに、
妻の好きな和庭の『臥龍山荘』がある。
此処なら涼しいかも知れないと、立ち寄ってみた。

狭い石段は、我が家も真似てみた。
ここを上がり、腰を屈めて潜り戸を抜ける。

二人。

昼下がり。
暑いとはいえ、やや傾斜した陽光が樹林の合間を縫って
絶妙の影絵を演出してみせる。

茶室があった。招かれた。
茶室の前に、石鉢がおかれてあって、水が張られていた。


お茶の心得はない。
作法など無粋なことは求められはしないと思うが、元来
田舎者で積極的になれない。こんなとき、妻はなんにでも
食い付いて行く。時々恥ずかしく、また羨ましくもある。


木漏れ日の描画。

少しだけ広がった空間に夏の日射しが残っていた。

民主党の新代表が決まったとか。
中途半端な仕事しかできなかった元代表がしゃしゃり出て来て
前代表をこき下ろしたり、資格のない人が影で指図をしたり
またその人が一番力持ちだったり、
遠い世界のお話だったらいいのに・・・。

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