2011年8月11日木曜日

路傍そぞろ行き、

此処は、かつての峠道。
よく晴れた日なら太平洋も望めた。雲海が山々を
覆うこともあった。昇る朝日に感動した。
今は、周りの樹木の生長が、パノラマを邪魔をしている。
それでも、十分楽しめる。下方の道は、R197バイパス。

路傍の風景、お地蔵さんがいた。

布施ヶ坂(旧東津野村)、かつての峠道。
ロケーション抜群のこの峠では、定期運行バスも
トイレ休憩を兼ねて停車、乗客に観光案内をしていた。
当時としては、立派なレストランもあって、コーヒー一杯位
の余裕はあった。思えば、ゆっくり時間の止まったような時
代ではあった。

峠の下にトンネルができて20年以上、
東津野村を紹介する看板がのこっている。

本日のドライブ予定、津野町旧葉山村まで、

旧葉山村で出会った最初の人。
道端のポツンと置かれた椅子が、気になって
車を停めた。ところへ、キュウリのいっぱい入った
ビニール袋を提げた婦人が歩いて来た。腰掛けて
もらった。キュウリは、細くてくねくね曲がっ
ていた、まるで旧R197のごとくに。

さらに行くと、裸の大将がいる。
特徴は、つっかけと帽子。花の世話好き。
肉体には、いささかの自信があるそうな。

掲示板があった。
廃校になった白石小学校の”事業案内”の
おしらせがあった。落書きもよかった。

清和小学校のある辺りの旧道。
人なつこい笑顔のすてきな老人。
レンズを向けると、途端にシャキッと決めてくる。
同時に腰も伸びる。

バス停『桃ノ木』。
バスで、移動していた頃は、もうすぐ二度目の
休憩所『杉の川』に着く、と嬉しかったバス停。
この家、留守のような、

昔。ミニ八十八ヶ所。
近年、信仰心の有無は拘らず老弱男女たくさんの
人たちが、四国霊場を訪れる。交通事情の改善も
効し、歩き遍路もいるが、その大半は、車便にて
一気に駆け巡る。
ミニ、はもうあまり活躍できない・・・。
ツユクサがきれいだった。


初めて見る四国霊場『ミニ八十八ヶ所』。
説明書きによれば、四国全域を回る時間のない人は、
このお地蔵さんたちを、一巡りする
ことで事足れり、てことかなあ。したがって、
この辺りに、88体のお地蔵さんがあるはずなんだが
この日は、3体しか見なかった。

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