『春なれや名もなき山の薄霞(うすがすみ)』芭蕉
四万十川源流域の早春。菜の花はむろん、梅や桃、ナズナなどの
草花たちも俄に賑やかになってきた。魑魅魍魎(ちみもうりょう)どもも蠢き始めた。
これからしばらくは、花と小雨に煙る山並みが美しい。
数年前、他人の勧めに身の程わきまえず俳句を齧りかけて 浅学を後悔する羽目になったことがある。それでも、こんな景色に 出会うと、『あのとき継続していたら・・・』と思うこと、 無きにしも・・・。 |
廃船無惨。 |
今が盛り。 |
薪の準備は、春に似つかわしくないかもしれないが、 現実は、食べ物にも旬が薄れて来ているし、まあいいか。 |
傘が無くても気にならないくらいの小さな雨が降っている。 |
3月1日解禁のアメゴ(アマゴ)釣り。 当方子どもの頃は、この川にこの魚もたくさんいたものだが、 今ごろは、どうなんだろう。 |
山の中に、まとまった集落あり。 遠くの薄霞に紅梅が真っ赤だった。 小学校の跡地があった。 |
雨が止んだ。 春光が、スーッと差して来た。 鳥がいた。 |
耕作の季節は近い。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿