2012年4月3日火曜日

今年の梅

『春めく』の”めく”の語源は、”見えて来る”なんだとか、
梅の花は、『春めく』よりもまだ少し前の「冬」を思わせ
る花のような気がするが、あちこちからの桜だよりを耳にし
つつも、そこここに梅花の未練を見る。桜の前座の抵抗か、

我が庭の一輪。
夜明け前、小雨降る中で。
霧と、草葺きの屋根と。(梼原町)
4月3日、風が非常に強い。
午前中は、雨もかなり降っていた。

これはちょっと前に撮ったもの。
もちろんどんなに激しい雨の中でも、被写体に
「撮って欲しい」を感じたらびしょぬれになってでも撮る。
奥さんの怖い顔を思い浮かべながらも、撮る。
3月26日、待望の雪。
毎年一度くらいは、雪と紅梅の機会がある。
それでも、今年は3月も終わり近くなってからで
さすがに諦めかけていた。
春の雪は、日が射すとまたたくまに融けて
もうここに冬はなくなる。
茶店の電気が点いた。
店員さんに窓を開けて覗いてもらった。
兆した春はひたすら爛漫の季節に向かう。
この山間でも、未だ堅い蕾もまもなく開き、
例年どおり桜の季節が来る。
梅の抵抗は空しく終わる。

巨人は、思いの外厳しいスタートのようで心臓によくない。
来年の、菅野君に期待かも・・・。

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