2011年10月2日日曜日

城下の人々

高知の城下、帯屋町界隈をスナップ。




丁度お城が望める場所で、昼下がりの決闘に臨んでいる。
この戦いは、夏は木陰で、秋から冬期にかけては日向で
、知る限り毎日繰り返されている。
「気が散るき、撮るな!」(帽子の老人)
厳しい状況なのかな、と盤面を覗いてみる。
(なんだよおやじさん、悪くはないゾ、落ち着け。)
と心の中で声援、
しかし空しく次の一手(写真のその手)で大ポカ。
降り掛かる危機回避、比較的逃げ足は速い。

若い女性が、ライブ。
きれいな声で、自作(多分)の歌を唄っていた。
たいへん上手だった。
観客は、この二人だけだった。

帯屋町商店街。かつては、県内随一の賑わいを見せていた所。
シャッターの下りたお店が目立つ。ここにも政治の目は届かない。
占いのオヤジに、声かけられた。なにかお咎め・・・・?恐々としている。
「オレを、撮ってくれ!」
ただ、暇にしているだけだった。
仕方がないので、このあと正面からキチンと撮ってやった。
明日、持って行く予定。

此処には、大きなスーパーがあった。
トタンでしっかり囲われている。

ベンチの青年を撮ろうとしたら、おばんも
「わたしも、撮ってや、」は、言わない。

多分、おなかの空いた夫婦なんだろう。
食べるのは、どこでも、いや大抵の場合女性がエラいような、

買い物の付き合いは、若い頃でもよく疲れた。
人通りの多いときを狙って、

帯サンロード。さらに、人は少ない。
いつかは誰かが、歩いてくれる。待っていた。

再び、商店街。
楽し気なグループに思わずシャッター。
少しだけ、明るく。

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