2011年12月27日火曜日

龍馬が泊まった宿

此処が国境。

12月23日午後3時2分、脱藩。
粉雪が散っていた。

右側の白線は、土佐國。
左側の黄線、伊予國。
センターは、脱藩ライン。
龍馬が、泊まった宿。
yayoiさんが下宿していたお家でもあるそうな。

10年位前は、周辺の田畑も現役で活気が感じられた。

yayoiさんの『五右衛門風呂』も既に現役ではない。
この日は、佐田岬へ行く予定だった。
朝食後、「今日の予定は?」。なんとなく空気がよくない。
「庭の手入れでも・・・」

この犬も、迫力に欠ける。一度も吠えなかった。
番犬失格なり。
昼食後は、間をおかず、「出かける!」強気に出てみた。
佐田岬は、すでに断念している。
たいした目的地も無い。

龍馬の宿を過ぎて、脱藩の案内にしたがって、10分くらい
行くと、意外なところに人家があった。十分に生活感もある。
雪が、
案内にしたがってさらに進むと、道路はなくなった。
やっと引き返せる。
ここからの脱藩は、徒歩で峠を越えることになるらしい。
車で行けない所までは、行かんことにしている。疲れる。 
『庭の手入れの仕方』の本を買った。
まだ読んではいないが、本人素人とは思っていない。
生け垣を刈り揃えてきた。

新雪が積もり始めた。
激しく降っているらしいあの峠を越えて帰る。

15年程前、あの峠で車が動かなくなり3ヵ月も
放置したことがあった。
龍馬の宿の立派な柿の木。 
ショボイ番犬は、一応いたが、人の気配はなかった。
午後5時28分。
再び、脱藩ラインを超える。

2 件のコメント:

  1. おお!!懐かしい宿です!

    お世話になった老夫婦は、お元気でしょうか。
    確かに五右衛門風呂でした。

    惣川って町全体が雰囲気のあるところでした。
    脱藩の道も今でも通ると暗くて寂しい道でした。
    龍馬たちは、こんな寂しい道をどんなことを考えながら
    通ったのだろうかと当時、その道を運転しながら考えた
    ことでした。

    久しぶりに訪問できた感じでした。惣川に・・・

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  2. yayoiさん、あけましておめでとう。
    コメント気が付きませんでした。言い訳は、ありますが、言いません。男です。

    脱藩ラインを行ったり来たり、ちょっと贅沢な気分。地元です。
    この日、この宿に、人の気配感じませんでした。周囲に、生活感はありました。
    今年もよろしくお願いします。

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