2011年12月21日水曜日

13年目の訪問

かつて、愛媛県で複式の小学校を長期間取材したことがある。
1980年代の終わり頃、ダム建設のため沈没するらしい学校をたずねた。
当時、全校生徒10人。
その後、ダム建設は中止になった。この小学校も13年前廃校になった。
最後の卒業式まで取材を続けた。
黙々とグランドの掃除をしている男性がいた。
落葉を燃やしていた。とりあえず挨拶は交わしたが・・・、
まもなく、誰かがやってきて二人ともいなくなった。
この日は風が強く火のことが気になる。 
火を点けたのだから、すぐにもどるだろう。 
火が、心配。
自分に責任があるはずはないと思いながら・・・ 
教室のドアは、しっかりロックされていて
かつてのように気ままに入ることはできない。
常に、外の様子が気になる、気になる。
卒業生は、1人。在校生2人。
新入予定2人だった。
新入予定2人の幼稚園の窓。小学校と併設。
ここに長居の予定は、もとよりない。
ただ、通りかかったので寄って見ただけで目的地はずっと先。
掃除の男性は、戻って来ない。
火のことは、たいへん気になるが、彼も子どもじゃない。
先を急がなければ、時間に制約もあった。

村田と杉内、ホールトン。巨人の補強はすごい。
makiさん、来年はいただきkamo。



2 件のコメント:

  1. 校舎って使われなくなると、本当に寂しく感じられますね。

    久しぶりに西村さんの写真を見ることができて、嬉しいです。
    パソコンには毎日向かっていたのに、ここに向かう心のゆとりがなかったんだなあとしみじみ・・・

    癒されました。

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  2. yayoiさん愛用?の五右衛門風呂(既にリタイア)を拝見しました。
    公開が遅れて、丁度コメント代わりになりました。

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