涼を求めて、和庭を行く。
8月も数日のみというに、残暑さらに厳しい。ほとんど年中温度差のない
部屋に閉じこもっての仕事ばかり、たまの外出は結構辛い、疲れる。
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熱中症だけには、なったらといかん。麦わら帽子に水分補給、且つ直射日光を避ける。 しかし午後の日射しはきつい。蝉時雨、岩を叩くような。 |
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大洲市市街より南に下る。肱川川の畔、お花はん通りのはずれに、 妻の好きな和庭の『臥龍山荘』がある。 此処なら涼しいかも知れないと、立ち寄ってみた。 |
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狭い石段は、我が家も真似てみた。 ここを上がり、腰を屈めて潜り戸を抜ける。 |
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二人。 |
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昼下がり。 暑いとはいえ、やや傾斜した陽光が樹林の合間を縫って 絶妙の影絵を演出してみせる。 |
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茶室があった。招かれた。 茶室の前に、石鉢がおかれてあって、水が張られていた。 |
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お茶の心得はない。 作法など無粋なことは求められはしないと思うが、元来 田舎者で積極的になれない。こんなとき、妻はなんにでも 食い付いて行く。時々恥ずかしく、また羨ましくもある。 |
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木漏れ日の描画。 |
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少しだけ広がった空間に夏の日射しが残っていた。 民主党の新代表が決まったとか。 中途半端な仕事しかできなかった元代表がしゃしゃり出て来て 前代表をこき下ろしたり、資格のない人が影で指図をしたり またその人が一番力持ちだったり、 遠い世界のお話だったらいいのに・・・。 |