2011年11月15日火曜日

秋の彩り


今年の秋は、なんとなく空気感がしぶい。全体に光が弱く、碧空も見られない。
気温も、下がらない。寒がりの向きには、歓迎ではあるが・・・。
ポツンポツンと撮った四万十川源流域の『秋彩』。ほとんどは、早朝仕事前に
遅刻覚悟で撮影したもの。

毎年、鮮やかに彩づいてみせる裏切らない貴重なもみじ。
橋上からの鳥瞰。この橋が数年前に完成して初めてその美しい
容姿を見せた。以来、貴重な撮影ポイントになっている。
枝がブレてくれるのを期待して、30秒の露出。
早朝は、風も吹かない。代わりに、木の下から突然
サギが飛び出て、あっと思ったが間に合わなかった。
重い源流の秋色。

盛んなり、紅葉。

流れと山と紅葉と。
目一杯欲張ってみた。
大田戸の神社境内のでっかいもみじ。例年ならこの木
見事なまでに美しく紅葉してみせる。今年は、不満。
日当たりの頗るよくないところだが、朝7時半頃だけ
光が正面から射す。霧が残っていればきわめて幻想的。
チャンスがあれば、紅葉の不満は解消できる。
艶やかに、色づいた葉。
今年出会った少ない秋盛んな一本。
幼いころ、笹船を流して、ひょっとしたら河口まで
辿り着くかもと、もちろん河口はおろか数メートルも
進むものではなかった。それでも、たくさん流せば、
いくつかは、激流を超えることもあった。
中村市は、果てしなく遠かったが・・・。
本来、黄色に染まるだろう葉っぱ。今年は、鮮やかな
染色にはならなかった。ブナの多くは、焦げ茶色になっている。
ほとんどは残念だが、この部分はそれなりにキレイかも?
そう思うのは、オレだけかも、
気温が下がるこの季節になると、朝霧が川面を
覆う。盆地を形どっているこの地域は一年を通して
天気さえ良ければ朝霧が発生するのだが、11月が
より低く垂れ込めて澄んだ空気とともに美しい、と
勝手に思っている。この1枚”黎明の頃”。

巨人の内紛が気になる。
こんなことでは、来年も負ける。かも、

明日は、紅葉最終章・・・の予定。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!!

    仕事に追われ、今年は紅葉も見ずに秋が過ぎ去りそうでした。

    でも、秋、み、つ、け、た。

    賑やかな紅葉でなく、静寂の中の秋・・・。


    有難うございます。

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  2. こんばんは、
    過去に数回、秋を求めて京都へ行きました。
    格別でした。ただ、車がいっぱいで、難儀しました。
    四国は、車も人も少なくて、撮影はラクチン。遅刻もできていいところです。

    コメント有難うございます。

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